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Article: Im..|Vol.2 — でにむ —

Im..

Im..|Vol.2 — でにむ —

「I'm」

前回、少し古着のことにも触れましたが、古着と言えばやはり「デニム」。これは、揺らぐことのない“基準”のようなものです。古着屋を巡るようになったのは、高校生、大学生の頃。もう20年近く前。あまのじゃくな私は、大量に並ぶLevi'sを選ばず、Leeや、J.C pennyを好んで穿いていました。

そのうち、通っていた古着屋のオリジナルデニムのセットアップに夢中になって。
あの頃の“誰ともかぶりたくない”という感覚も、懐かしい記憶です。


「Imbalance ~歪み~」
そして今や、古着(ヴィンテージ)デニムは値上がりの一途。
「買えないし、買えても、穿けない」そんな存在になりました。

そんなとき出会ったのが、
〈KAPTAIN SUNSHINE〉のデニム。

※昨季のモデルを着用しています。


出会ったというか、当時カメラマンをしていて、商品として入荷。力強く、男心をくすぐるこの質感。試着すらせずに「これはかっこいい」と思ったのが第一印象。




第二印象は、カメラ越しに感じた違和感。
「撮りにくい…なんだこれは。」
第三印象は、試着したときの驚き。
「あれ、柔らかい。」

私は、この“第二・第三印象”こそがKSのデニムの魅力だと思っています。それが「ネップ感」「歪み」「ねじれ」であり、柔らかさや温もり。

旧式の織機でゆっくり織り上げる生地。自然発生するネップ。デニムの定番、歪み・ねじれ。それらが、すごく自然で、KSがこだわる柔らかさも重なり、不思議な感覚になります。

この歪みやねじれは、計算して生まれるものではなく誤差。しかしこれが表情になります。
完璧に整えられたものよりも、どこか歪んだものの方が、長く愛せる。
そう気づかせてくれたのが、このデニムです。




もう1つ好きなところ。
色落ちの“ゆっくり”さ。
ヒゲ、ハチノス。これらはヴィンテージデニムを表現する時に使われる言葉。それに憧れた時期もありました。もちろん今でもかっこよく見えていますが。

今の私には、KSのデニムの色落ちの速度がちょうどいい。じんわりと青く変化していく様子。
大人らしいデニムだなぁと感じます。

KAPTAIN SUNSHINEのデニムは、まっすぐすぎないところが、まっすぐに響いてくる。
心からすすめたい一着です。



KAPTAIN SUNSHINE
Denim Tracker 1P Jacket / KS25FJK25
1930 Straight Denim Pants / KSBS201DZ0609

 

Selector: Iseki (@da1iseki)

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綴.|Vol.04 25FW Nigel Cabourn|どストライク。
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