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Article: reflection|Vol.01 「self-reflection」

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reflection|Vol.01 「self-reflection」


reflection Vol.01 「self-reflection」

EC事業担当の今川です。僕が担当するブログ「reflection」では、名前の通りに内省的なことを書いていきたいと思います。アウトプットが苦手なタイプですが、自分を知り、自分を知ってもらい、自分が良いと思うことに少しでも共感してもらえたら嬉しく思います。

普段はECサイトの商品ページを主に担当していますが、稀にブランドや商品の仕入れに携わらせてもらうこともあるので、今回は担当したRAINMAKERについてつづりたいと思いますのでお付き合いください。

 

RAINMAKERは京都に拠点を構えるブランドで、設立から13年を迎えます。京都・室町三条に旗艦店を構え、近年ではフランスやニューヨークといった世界に活躍の場を拡げています。デザイナーの渡部さんを筆頭に、5人でブランドを運営されており、皆さんがそれぞれにRAINMAKERの服を自身のスタイルをもって着こなされています。

渡部さんは普段から、ジーパン感覚でスラックスを穿き、スニーカー感覚で革靴を履く方。公園でお子さんと遊ぶときでもスラックスに革靴というスタイルを貫かれており、リラックススタイルが浸透した昨今にあって、今の僕にはそれがとても眩しく映りました。情報にあふれ、様々な影響を受ける中で自分が何をどう着たいのか、よく迷子になってしまうなか、今回のオーダーでは少し背伸びするような気持ちでピックしました。

 

 

RAINMAKERの根幹にはドレスやテーラードといったスーツスタイルがあります。そしてブランドのクリエイションに一貫しているのはいずれも、美しさや格好の良さと言った、紳士服のプリミティブな魅力があるということ。袖を通せば高揚することはもちろん、ハンガーにかけて自室にあるだけでも嬉しくなるような、そんな抜きんでた存在感に惹きつけられてやまないのです。

個人的に情報量の多いスタイリングが好みではないので、セットアップをいくつも所有している自分にとってスーツスタイルは一つの究極系であると思っています。テーラードと聞くと敷居が高い印象がありますが、25AWシーズンのコレクションでは、ジャケットやシャツのパターンに調整を加えることで、よりカジュアルに着られるバランスに仕上げられています。展示会で試着したときにその違いは明らかで、テンションは高く鼻息は荒めにオーダーしたのを覚えています。

 

 

きっちりとしているのに着ていて窮屈さの無い感覚は新鮮で、ここまで変わる物かと驚かされました。
それぞれの商品については次回、近日中にご紹介いたします。

 

Selector: Imagawa (@ima_3_a_million)

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