記事: reflection|Vol.04 RAINAMKAER no SUIT - パンツ編
reflection|Vol.04 RAINAMKAER no SUIT - パンツ編
RAINMAKERのスーツにフォーカスした3回目はパンツについて。
個人的に最もお勧めしたいのはパンツで、気づけば5本以上(怖くて数えてませんが)所有しています。
特に今回ご用意しているウールサキソニーのトラウザーズは、普段オーダースーツしか縫わない工場によって仕立てられたスペシャルなシリーズです。
その仕立ての良さは垂涎モノに美しく、“出来が違う”ということを感じさせられます。一般的に天然繊維はクリースが取れやすい物ですが、樹脂加工を施すことで長持ちするように配慮されており、テーラースタイルを貫くRAINMAKERのプライドが感じられます。
SEMI FLARED TROUSERSは最も旬を感じる、まさに気分なウエスタン調。
フレアシルエットと言えど“SEMI”の部分が肝で、ストレートに見えなくもないけどその実はフレア、万人をしっかりと美脚に見せてくれる、合わせやすさと美しさのバランスが秀逸。めちゃくちゃに格好良いです。
クラシックな色気とモードの香ばしさが混在する業物。


RAINMAKER / SEMI FLARED TROUSERS
WIDE TROUSERSは一番万能なシルエット。個人的に着用頻度の一番高いシルエットでもあります。個人的に普段着は楽をしたいので、とりあえずで適当に着てきちんとして見えるし、着心地もストレスが無い。そういう意味ではスウェットパンツよりも楽に付き合えています。
“WIDE”という名前から受けるイメージよりも太さ、広さは感じられず、昨今の感覚からすればむしろこれがregularじゃないのかと思えるほど収まりが良い。細身の紳士服からすれば“WIDE”なくらいのシルエットで、何も考えずに合わせやすい太さです。トップスはロングでもショートでも。シューズは革靴からスニーカー、サンダルや雪駄でもなんでもOK。あと、腰回りのディテールが最高に格好良い。


スタイリングにおいてトップスに目が行きがちですが、どう着たいのか、方向性を決めるファクターはボトムスだと思っています。格好良い大人になりたければ、RAINMAKERのトラウザーを合わせておけば間違いありません。
穿くたびに“良いな”と思わせてくれる一本が、きっと何者かに見せてくれます。
Selector: Imagawa (@ima_3_a_million)
