Article: Im..|Vol.1 — 私は —
Im..|Vol.1 — 私は —
「I'm」
CROUKA、実店舗店長の井関です。柁原と出会ってまだ4年。全く違う職種からアパレル業界に飛び込みました。
かっこよく「飛び込んだ」と言っていますが、元々はオンライン販売のカメラマンとして入社。このカメラも、ただ趣味だっただけ。
前職のことはまた機会があれば触れます。
服歴をまとめてみると、私の軸にあるのは古着です。その中でも、どちらかというとヴィンテージより。(あかん、このままのペースで書いていくと読みたくなくなると思うので、またにします。)
古着が好きですが、アウトドアブランドのハイテク系を纏っていたこともあったり、この会社に入って知るブランドも数知れず。そんなやつが、店に立っています。
「Im..」
このタイトルの意味ですが、
私が昔買った、あるシューズブランドの靴箱に書いてあった言葉です。
*These shoes have a NON PERFECT but characteristic BEAUTY.
(これらの靴は、“完璧ではない”けれども、個性的な美しさがある。)
意訳すると、
(不完全さの中にこそ、独自の美がある。)
このシューズブランドは、スロバキアに残る古い機械を再稼働させ、昔ながらの製法でスニーカーを作っています。
そのため、縫い目がわずかにずれていたり、左右を完全に対称に仕上げることが難しかったりします。
しかし、それが欠点ではなく、むしろ本当の美しさなのではないか。
この言葉は、私が洋服を見る時、写真を撮る時、色んな場面で大切にしている言葉です。
最大のポイントは「NON PERFECT」
これを言い換えると「imperfection」不完全さ、不揃いさ。(欠陥とか、欠点とかという受け取り方はしないでください)
この「Im..」には否定的な意味をもつ「im」と、「私は」の意味の「I'm」の意味を持たせました。
私の回では、モノの本当の美しさや、私の服への考え方について、記していきます。
語っていたら、1000文字を超えてきたので、アイテムの紹介は次回にしたいと思います。
ふとした時に読んでもらえたら嬉しいです。